義援バルーン空撮
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希望の松と柳生真吾氏
副会長の小山芳弘さんと柳生真吾さん

高田松原の2kmに及ぶ7万本の松原。
この保護活動を続けていたのが「高田松原を守る会」です。
会長の吉田さんは津波により他界しています。

写真は副会長の小山芳弘さんと柳生真吾さん。
柳生真吾さんはスイセンプロジェクトの活動として被災地入り。
この日は、偶然に副会長の小山さんのお話を伺うことが出来ました。

柳生さん:
小山さん。頑張ってやってるんですよ。
救いたいですか?

小山さん:必ず生かせるような格好で、みんなで考えて頂いて・・・
日本の技術の推移を集めてこれを助けてもらうような協力を。

柳生さん:その為には、「知恵」と「技術」と・・・

小山さん:技術はなきゃいけないし。
それと最後にどうしてもお金が絡んで来ますね。
そのお金が相当掛かってくる。
この橋も復興型重機が入るかどうか?
これを何とかするには橋を架け替えるとか、海の水が真っ向に来るんです。波が・・・
それを防ぐ為の工事も、今回はまったく仮設だから本格的な出来ればそれ以上の事も考えて頂きたい。

柳生さん:
波が被っちゃう?

小山さん:
大潮の時、根っこまで来ました。
非常にマズイです。

柳生さん:
もう一回教えて欲しいのですけど、なぜ掘ってるんですか?

小山さん:
これは・・・

以降も大切なお話が続いているのですが、機材の不備により鮮明に録音できていません。
この日は、事前のお約束もなく偶然に小山さんとお会いしました。
柳生真吾さんは、この日の前日からスイセンプロジェクトの一つとして東北入り。
この話の後で小山さん柳生さんのお話は続くのですが、この出会いは必然であったような気がしています。

ポイントは・・・
・早急に、塩害対策が必要
・知恵と技術とお金が必要
・特にお金が不足してる

現地では、行方不明者の捜索が、まだまだ続いています。
こちらを優先することから、希望の松に対する援助は不十分な状態です。
希望の松は、越前高田市にとっても、私たちにとっても宝と呼べる存在です。
それを、後世に伝えるには、「今」早急な対策が必要です。

樹高30m。
樹齢推定250年以上。
7万分の1の奇跡。

この希望の松を資金面で応援して頂ける方を、「高田松原を守る会」では募集しています。

2011年12月5日加筆:「高田松原を守る会」に関するお問い合わせに関して
義援バルーン空撮では、高田松原を守る会のお問い合わせ窓口ではありませんのでご注意ください。

震災直後は、現場の混乱から一時的に窓口を代行していましたが、現在は受付などを行っていません。
なお、このページを含む過去のページは、制作当初の原文のまま記載を行うという考えから、加筆にて対応させて頂きます。