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南相馬市原町火力発電所

原町火力発電所 2011年4月16日[撮影者解説]

原町火力発電所 津波被害 福島県南相馬市。
200万kWの発電能力を持つ原町火力発電所は、津波の被害により甚大な被害を受けています。

撮影は2011年4月16日 11:50
復旧作業と思われる動きはありません。

福島第一原発から半径30km範囲の屋内退避指示地域に設定されています。
作業が出来ない理由の一つ?
仮に発電所が能力を回復しても、送電線が鉄塔も含めて壊滅的な被害を受けていることから、復旧の目処は全く立っていない状態と思われます。

高解像度画像:5616×3744 8.1MB

原町火力発電所 タンク被害 海側のタンクは完全に破壊されています。
このブロックの中には、倒壊している大型のタンク以外にも小型のタンクが二つありました。
そのタンクは、画面内の左側に流されています。
グーグルアースなどをみると、その流された場所がわかります。

重油は、海にも多少流出しているようです。
撮影場所にも、僅かに臭いが漂っていました。

奥に見えるタンカーも僅かに傾いています。

原町火力発電所 建物被害 地上の建築物はRC造以外は壁が抜かれています。
瓦礫の撤去なども進んでないことがこの画像からわかります。

なお、福島第一原子力発電所の発電能力は以下となります。
・1号機:46.0万kW
・2号機:78.4万kW
・3号機:78.4万kW
・4号機:78.4万kW
・5号機:78.4万kW
・6号機:110万kW

原火力発電所が電力供給全体から俯瞰すると非常に重要であることがわかります。

原町火力発電所 2011年4月16日:他の空撮

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