義援バルーン空撮
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陸前高田市高田松原

陸前高田市高田松原 2011年4月4日[撮影者解説]

高田松原 奇跡の松 希望の松

奇跡の松。
高田松原に残っている1本の松を空撮。

初回の空撮では、この松の撮影がひとつの目的。
空撮CubicVRなどを用いて、なぜ残ることが出来たのかを映像として残そうと考えていました。

撮影初日となる4/3は強風の為断念。
4/4は、正午頃は雪を伴う強風。
13時頃から、多少は風が弱まったことから撮影を行いました。
動画などはブレが多くなりますが、ご理解の程をお願いします。

陸前高田ユースホステル北西30m

このCubicVrを一通り眺めてください。
位置関係の理解するのに必要になります。(画面内でドラッグ)

ポイントは津波が押し寄せてきた方向に陸前高田ユースホステルがあること。
アスファルトの壊れ具合から、この場所が他と比べれば破壊力が弱まっていたことがわかります。

奇跡の松と電信柱

津波の威力が弱くなっているのは間違い無いのですが・・・
真横にあった電信柱をへし折る力が掛かっていました。

道路にはガードレールがあったのですが原型を留めていません。
想像を絶する力が掛かっていたのにもかかわらず、松は残ったのです。

奇跡の松の周囲には、流された他の松が残っています。
これらと比べると奇跡の松が太いことも、この画像から読み取れます。

奇跡の松のキズ

津波は葉の生い茂っている場所には届かなかったようです。
(高さは未測定)

左側が陸地側。
戻り波で出来たキズがいくつか確認出来ます。
海側となる右側には、大きなキズは見当たりません。

もう一本の奇跡の松

松原には、もう一本松が残っています。
写真の右奥に、もう一本の松が写っています。

葉のほとんどが落ちていますが、しっかりと立っています。
「奇跡の松」と違って津波の力から守ってくれるような盾がない場所です。

こちらも記録に留めたかったのですが、道路が破壊されて近づく事が出来ませんでした。

陸前高田市高田松原 2011年4月4日:他の空撮

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