田野畑村の海岸線にある県道44号線を走ると、ホテル羅賀荘に目をとめることになります。
海岸の眺望があると言うことは、今回の震災の津波被害も当然ですが大きな物があります。
遠くから眺めると、3階の窓は全て津波により打ち抜かれていることがわかります。
マンションなどの階高(天井の高さ)よりも高めに設定されていることから、通常のマンションの4階相当まで津波が達しています。
ホテルのメインエントランス方向から撮影しました。
このホテルの顔とも言える方向に、十分な通路幅を持たせた非常階段を配しています。
「必ずやってくる津波に備える」という明確な設計コンセプトが感じられます。
メインエントランスの上に掲げられてるホテルの看板は、津波によって一部が壊されています。
偶然とは言え、この様な形で残った看板と建物を貴重な資産と考えて頂く事は出来ないでしょうか?
営業再開時には、義援バルーン空撮(無償)として、撮影をさせてい頂きたいのですがいかがでしょうか?