義援バルーン空撮
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普代水門 2011年6月7日撮影

普代水門 2011年6月7日[撮影者解説]

普代水門の内側

・河口から300m
・高さ15.5m
・幅205m

普代水門は、想定される津波被害に対してこれだけの準備をしていました。
高さ15.5mは、マンション5階建て相当。

この普代水門を津波は超えました。
電信柱は健在。
松が塩害により、変色しています。

この水門から100mの距離に普代小学校がありますが、建物などに津波被害はありません。

普代水門の外側

水門の外は別世界

建物は全て倒壊。電信柱も一本も残っていません。
津波は、自然・人工物を問わずに、全てを粉砕しています。

この水門が無ければ、上流の集落(水門から300m)は壊滅的な被害を受けていました。
普代村の市街地は川に沿った少ない平野部に限られています。
この谷間のような地形では、津波は数kmまで遡上していたはずです。